太気拳至誠塾・大阪 拳法ブログ ドラゴンへの道

太気至誠拳法(太気拳)を修練する団体・・太気拳至誠塾・大阪の練習風景・・練習内容をつづったブログです。

打撃法の考察

組手やその為の練習法を紹介する前に
打撃について触れておきたいと思います。

他の支部のブログやFacebookで…
太気拳の打撃についての質問・疑問を 時々目にします。

またネットや動画などで
太気拳・中国拳法をよく知らずして解説している人もおり
勝手な解釈をして説明している事も 度々見かけます。

このあと練習や組手の画像・動画を見て、同じ疑問や感想を
受ける可能性があると思うので、
前もって、いくつかの解説文を載せたいと思います。

言うまでもなく 太気拳は、実戦武術です。
武術ですからルールはありません。
「顔面は無し、金的・背後からの攻撃は反則・・・」なんていうルールは無いのです。
強盗に襲われ 頭を強打されて「卑怯だぞ!!」とは言えません。
太気拳は素面素拳の直接打撃制の拳法です。
練習中の怪我防止の為、より素手に近いもので、軍手をかろうじてつけます。
掌打を多用しますが、もちろん打拳も使います。
ただ人体に対しては、掌のほうが有効です。(・・・詳しくは次のブロゲで・・・)
顔面(頭部)は球体ですので、掌のほうが有効です。
そして手加減して怪我をしない為にも、掌のほうが良いですよね。

イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4

これは練習中の攻防の説明時の画像です。

顔を打たれて(押されて)人が飛んでるんですよ!(笑)
もちろん受ける側も、力を受けて流す事が出来るから成立するんですが・・・
こういう画像を見て、掌打なので(打拳でないので)
大したこと無いと言う人の、見る目と洞察力を疑いますが・・・

続けて3つほど、中国拳法の打撃に関する考え方の解説を載せておきます、
これは私が高校の時に買った中国拳法家の蘇 東成 氏の本に
わかり易い文面がありますので、それより解説文を引用します。

これらの打撃の考え方の解説は今後も疑問のある方が
すぐに見れるように、「打撃法の考察」という書庫(フォルダー)を作りました。

では、続けて「打撃の基本の考え方」をどうぞ・・・