太気拳至誠塾・大阪 拳法ブログ ドラゴンへの道

太気至誠拳法(太気拳)を修練する団体・・太気拳至誠塾・大阪の練習風景・・練習内容をつづったブログです。

アメ車の様に・・・ジェットコースターの様に・・・

この二週間ほど休みもなく、毎日帰宅時間が遅くなる非常に忙しい日々が続き
ダウン寸前でした。
二週間ほど前から、ふくらはぎと言いますか左アキレス腱がいたんでいたのですが
昨日の朝から又痛みだし、休んでいなかったこともあり
さすがに昨日の太気拳の練習は、お休みし早く帰宅しました。
本日は二週間ぶりの休みなので、家から一歩も出ることなく
何も考えず、とにかく身体を休養させました。

夜になりブログを・・・と思い立ちました。

二月の練習と三月の練習は初級編、上達編と言った感じです。
まずは二月のレポートから・・・

まず二月に「目録(もくろく・三段)」になった方がいました。
以前心霊写真で紹介したNさんです。
イメージ 1

イメージ 2


うれしそうなNさん
感慨深げに
免状を眺めています。




Nさんの挨拶と一言のあと
無足歩法の練習


太気拳の歩法は独特で、空手などと違い、滑るように歩きます。
滑るようにと言っても、足は決して地面を引きずったり滑ったりさせません。
前足を滑らすように出し後ろ足は蹴りません。
これは古武道や古流剣術と通じます。

昨年の秋の「秘伝」という武道雑誌に剣道・剣術の特集があり
相手より素早く打ち込むには、後ろ足を蹴ってはならない・・・
蹴った分、後ろに力が行き、タメを作った分遅れる・・・
また相手にも反応されやすくなる・・・
よって歩み足を使い、滑るように前に出よ・・・・・・・・とありました。
んー 太気拳の歩法を解説しているようでした。
太気拳は中国四千年の武術の集大成ですので、古流武術と言えますし
日本の古武道と共通することが多いのも当然とも言えますし
人間の構造上、突き詰めた秘伝等は行き着く所は同じではないかと思います。

理屈はさて置き、先生がいつものごとく、デフォルメして説明してくれました。
イメージ 6イメージ 7イメージ 8





足の力を抜き
ニュートラルな状態で
前足を出します









もちろん瞬時に
後ろ足は最初の歩幅と
同じ間隔まで引きつけられ
ますが・・・










先生が前足が
リラックスしていて
後ろ足も
蹴ろうとしていないのが
わかるかな?



素晴らしい塾生がいたので、「そこは素晴らしい・・・皆さん、見てください・・・」

イメージ 9

先生はどちらかと言うと
褒めて伸ばす方です。

石川遼などの一流の選手は、怒られることはなく
褒められて才能を
伸ばしたそうです。

植物もストレスを与えず
自由に伸ばしてやると
素晴らしく成長し
たくさんの実をつけます。

イメージ 10イメージ 11イメージ 12イメージ 3イメージ 4イメージ 5





蹴ってしまたり
中々感覚のつかめない
人のために・・・







身体を前傾させ
体重移動と言うより
重心移動を
意識的に
大きく行うと
わかりやすい・・・

と先生がデフォルメで実演














































これは感覚やコツを掴む
デフォルメしているので
実際の歩法はこんなに
わかりやすく
傾斜したりしませんよ(笑)

あしからず・・・


タイトルのジェットコースターの様にとは、直立に近い状態から
滑り落ちて前に進むジェットコースターの様に歩を進めるのを
イメージして下さい・・・と言うことです。

・・・では今日はこの辺で・・・
忙しいのは今月いっぱいらしいので、
落ち着いて更新できる日が早く来て欲しいですね。