太気拳至誠塾・大阪 拳法ブログ ドラゴンへの道

太気至誠拳法(太気拳)を修練する団体・・太気拳至誠塾・大阪の練習風景・・練習内容をつづったブログです。

合宿・練習開始!!

・・・45分間の立禅も終わり2時になった瞬間、突然 雨が降り出しました。
慌てて施設内のバーベキュウ棟の軒下に移動し雨宿りしました。

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どうやら通り雨の様です。


しばらくすると雨は上がり
いよいよ練習開始です。



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これより2011年度
大阪舞洲合宿
開始致します


先生より
声が掛かります。



今までやった 扶按試力(フゥアンシーリー)
そして水の中で手を開いたり閉じたりする動作をする 抜水試力(バッスイシーリー)
などの、イメージすることにより身体にバネや粘りを作り出す動作を復習しました。

そして今回のメインと言える練習に移りました。

多くの武術では、様々な状況に対応出来る様に
何百通り・・・何千通りのパターン・・・技を学んだりします。

殴る・蹴る・投げる・・・等は別の動作ですが、
それぞれの対処法として、それほど…何千通りも技が必要であるだろうか?
もちろん、備えあれば憂いなし・・・知っていて損は無いかも・・・
しかし、いざと言うときに使える技は限られてきます。
ましてや、どれを使うか戸惑っていては、元も子もありません。

一瞬の気の迷いが命取りとなる時もあります。

中国拳法で強いと言われる流派は、いたってシンプルであったりします。

中国拳法・・最強と言われる意拳(大成拳・・・太気拳)は、そのひとつです。
非常に合理的な考え方で、何千通りの技は必要ないだろう。
物事に対処する動作は・・・前後・・左右・・上下・・・
つまり、前後左右上下・・・の六方向の組合せ・・・
六面力の組合せで対応出来るだろう・・・と考えたのです。
数学的・物理的に言ったら、六面・・・六方向・・・で、立体が表現でき位置が示せます
Dと言うか三次元的考え方ですね。

手の先とアゴ・足が強いゴムで結ばれていると仮定します。
六面力を意識しながら、ゴムに引っ張られたり反発したり
押したり引いたり、・・・膨張と収縮・・・緊張と緩和を意識し
動作を行なうと、ある動作から一瞬にして別方向の動作に移れ
それは、小動物が瞬間に方向転換したり
みずすましや昆虫が一瞬にして進路変更したり別動作をするような動きが出来ます

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写真に写らない様な動きが
途中途中にあります。
連写速度が遅かったので
捉えきれてません(涙) 



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目に焼付け
必死に思い浮かべるA氏





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  微笑み見守る先生






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A氏より良い質問が・・・

理解できるよう
詳細に説明をする先生





しかし いつも思うのですが、先生ほどの予測不能
昆虫や小動物のような動きでいて、非常になめらかな動きは
何年やっていても、なかなか難しいものです。

本日テレビで「神業-KAMIWAZA」と言う番組があり
日本のダンサーが優勝しましたが
あのダンサーの様な予測不能な動きが
高木先生から度々飛び出してきます。
そんな時、練習どころか 動きに思わず見とれてしまうのでした。

・・・・・・・   続く   ・・・・・・・