太気拳至誠塾・大阪 拳法ブログ ドラゴンへの道

太気至誠拳法(太気拳)を修練する団体・・太気拳至誠塾・大阪の練習風景・・練習内容をつづったブログです。

推手・組手においての技法・・・その1

昨日は、定時に終わったのですが、練習日の為 大阪城公園へ。
N さんの指導日でしたが 暑くも無く 寒くも無く 非常にすごしやすく
絶好の練習日和でした。
その為か 三連休の為か 多くの練習生が集まりました。
そして N さん以外の指導員が 私を含め 五人もいたため 
あちらこちらで マンツ-マン的な 指導が繰り広げられました。

そして 本日は自宅でゆっくりと、ストレッチをしたり日頃の疲れを癒しました。
それから前回の先生の練習日の画像編集(圧縮)をいたしました。

なかなか更新出来ませんでしたが、前回の続きで 先生の練習内容に入ります。


練習内容は、推手・組手において いかに自分の有利な状態に持ち込むか・・・
と言った内容で、簡単に言うと 必勝法 ・・・ と言ったところでしょうか。

もちろん、刻々と戦況が変わる状況の中で 必勝法は 存在しませんが、
自分を有利にもっていけるか どうかを知っているか否かで 
戦況は 天と地ほど 差が出てきます。

今回は、そのうちの二つほどを ピックアップしました。
(細かい技法はたくさん織り込まれましたが・・・・)

 
初めにレクチャ-したのが、扶按(フゥアン)試力 です。  
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武術を習得する時は
その動作を何かでイメ-ジ
すると良いでしょう。

水に浮かぶ壷(またはビン)
をゆっくり沈めていきます

(このツボには空気が入っており 抵抗感があります)

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ゆっくりと おろしていき・・・








  
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ずぶ ずぶ ずぶ ・・・
と 沈めたら














身体の内側にそう様な感じで
ゆっくり 上げていきます。







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抵抗感 を 感じて ・・・                                                                                                                                                          
イメージ 8イメージ 9                                                                                                                                                      抵抗感やイメ-ジする事により 身体全体の筋肉や関節の連動を意識する事が出来ます                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               イメージ 10                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     イメージ 11                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

実際に イメ-ジしやすい様に練習するには、木の板をお風呂に浮かべて
練習すると良いでしょう。 と、先生からのアドバイスに・・・ペットボトルでは?との
質問が・・・  回転したり手から逃げない物としては、木がベストですよ!・・と回答

              この動作を応用すると・・・・
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・・・・ と 身体のバランスを崩すほどの力を発揮できます。
腕だけでなく体幹や身体全体のバランスをも使っているのですが、
上達するほど、表面上 腕の力だけの様に見えます。

達人ほど 身体の 表面の動きでは 計り知れない 身体内部の動きや
筋肉・身体の各部位の連動を使っているため、
わずかに触れただけで、バランスを崩されたり 飛ばされたり 
ものすごい打撃をわずかの距離で打ち出してきます。

中国拳法や日本の武術の凄い秘伝のような技・・達人技は効率のよい力学・物理学であるともいえます。
それは、本当に巧妙すぎて分からないだけです。

我が 太気拳至誠塾の高木先生は その辺を 深く掘り下げて レクチャ-してくれます。  ・・・・ が、理解できるかどうかは、その人の習熟度によりますが・・・(笑)



               ・・・・・   続 く   ・・・・・・