太気拳至誠塾・大阪 拳法ブログ ドラゴンへの道

太気至誠拳法(太気拳)を修練する団体・・太気拳至誠塾・大阪の練習風景・・練習内容をつづったブログです。

初動は、戻りばねを使う

前回は9月の練習日に行われた、高木先生の誕生日を祝う様子をお送りしました。 

・・・で、その日の練習の内容と行きたいのですが、
その前に先月(8月)の練習内容について、軽く触れておこうと思います。

テーマとしては  『試力・縦回転  初動は、戻りばねを使う。』でした。

・・・・・ 以上 ・・・・・

・・・と、言いたいところですが、もう少し説明しますね。

もっと簡単に言うと、矛盾力とソウリョクについてと、
それを使った試力の練習とその意識の重要性についてです。

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例えば空手では打撃を行う手の反対側の手を、胸元や腰に引きつける事により
筋肉と人間の構造的な円運動と胸・腰・関節のひねり等から力を生み出し
大きな打撃力を生み出します。
それは見た目にも良くわかります。

我々太気拳内家拳は、架空のゴムや木や壁などを想定し
それをイメージしながら身体を動かす事により
エビや魚の様な瞬発力と爆発的なエネルギーを生み出します。

それは、外から一目見ただけでは とてもわかりにくいです。
内から力を生み出す拳法 故に内家拳とも言われる所以です。

身体中の筋肉を連動させて、あたかも一つの筋肉の様に扱う拳法ですので
なかなか一朝一夕にとはいきませんが
日々  体中にゴムがついているかの様なイメージをしながら
身体を練り上げる事により、本当にカンフー映画の様な
素晴らしい動きとパワーを得る事ができます。

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高木先生の気迫と爆発的な瞬発力は見事なものです。

まるで古い野球漫画の大リーグ養成ギブスでもつけているんじゃないか?・・・と
思うほど、ギューッと力を圧縮させ、それを開放したような動きです。
それを意識上の架空のゴムで再現させるのです。
(なぜ大リーグ養成ギブスが出てきたかと言うと、本当に全身にバネやゴムが
有ってギューッと音が聞こえるくらいに、全身が連動し協調して動いているんですよ)


そのバネの様なゴムの様な動きは写真では捉える事はとても難しいです。
武芸事はみんなそうですけどね。(笑)

故に、ただ写真を撮っているわけではなく、
これまた武術センスと直感がいるんですよ。(^_^;)

写真を撮りながらも武術センス磨き、練習するコア パワーでした。