2015年度 太気拳・舞洲合宿 その１
我々、太気拳 至誠塾・大阪では、
毎年 年末に拳法の技術の向上と
塾生同士の親睦を深める為に、合宿を行っています。
塾長である高木康嗣先生が
塾生の更なるステップアップになる様に
拳技を深く掘り下げ指導し
個々の塾生の日頃の練習で分からない事や疑問点に答え
それらの注意点 奥義とも言える秘訣 等を
理解しやすく懇切丁寧に指導し練習を重ねていきます。
晩は、高木康嗣先生・塾生同士の親睦を深める
食事会＆忘年会が催されます。
今年もロッジ舞洲で合宿が行われました。
ロッジ舞洲が何処かと言いますと
ユニバーサルスタジオ・ジャパンの目と鼻の先・・・
えっ、ユニバーサルスタジオジャパンに目も鼻もない・・って！
・・USJの左に、目と鼻 書いてみました・・・
ね、目と鼻の先でしょ・・・（笑）
そのロッジ舞洲の中の広大な敷地である
舞洲スポーツアイランドで練習が行われました。
まずは基本鍛錬である 立禅 を
大自然に身を委ね、心静かに行います。
至誠塾・大阪
舞洲合宿の記事は、続きます。
その1 立禅 スタート 
格技は軸足の反対の手が前
前回の高木先生の御指導のテーマは
格技は軸足の反対の手が前 ・・・
というお題でした。
格技・武術・・・特に 太気拳で重要なのは
手と足の動きが連動し、一致していることです。
それはスムーズな体重移動と歩法により
安定した体幹とぶれない体軸を作り出し
・・・結果、驚異的な瞬発力とパワーを生み出します。
手と足を一致させる為の基本動作を
繰り返し、繰り返し行う事で
手が動けば足が動き、足が動けば手が動く様になります。
手足が追従し連環した動きが出来る様になると・・・
我が師、高木康嗣先生の様な驚異的な動きが出来る様になります。
この様に スムーズに瞬時に相手の懐に入り込み
爆発的なパワーを発揮します。
今回 なかなか良い連続写真が撮れたので
GIFアニメにしてみましたが、
下の画像では
まず「・・・こんな風に出来る様になりますよ・・・」と
軽々と一度飛ばした後、次のターンでは
瞬時に相手の懐に飛び込み・・・顔面にまで・・・（汗）💦💦💦
こうなるともう、成す術がありません
動作がいくつか続いていますので
最後の顔面までの画像だけにしてみますね。
まずは実際に近いスピード感で・・・
驚異的な入り身の速さと瞬発力でしょ。
これはスムーズな体重移動と手足を一致させた動きの結果
無理なく行える様になります。
速すぎて顔面に打ちに行っているのが分かり難いので
もう少しスピードを落として編集したのが・・・こちら
もし高木康嗣先生が本気を出していれば
画像の如く、顔面…顎（あご）を打ち抜かれ・・・
即倒することでしょう
高木康嗣先生は弟子思いの方なので
顔面に触れるだけにとどめながら
パワーをセーブして飛ばすだけにとどめていますが・・・
まぁ、私的にはその事が驚異に感じます。
相当な余裕がなければ出来ません！！
・・・まさに 神 ❕❕
他の塾生の画像も載せておきます。
この画像では、ある秘訣も捉えられているので
塾生の参考になれば幸いです。
実戦的な拳法・・・太気拳ならではの顔面への攻撃・・・
7段教士の高木康嗣先生ならではの
神業的コントロールと力加減で
我々は安全で安心して驚異的な技を学ぶ事が出来ます。
あぁ、太気拳至誠塾の塾生で良かった！・・・と
改めて思います。
太気拳至誠塾・大阪では 12月に一泊二日の合宿を行っています。
実は来週、その合宿が行われます。
昼から練習し、夕方にはゆっくり風呂につかり癒した後
晩には親睦会と忘年会を兼ね備えた宴が行われます。
この宴では高木康嗣塾長が太気拳の秘伝・奥義・各技の秘訣を
わかりやすく個別に語ってくれる、
リラックスした宴で、語り合いましょう！！
DVD「パーフェクト・ディフェンス」の発売直後の合宿ですので
撮影秘話も聞ける事でしょう。
いま入塾すれば、そんな楽しく集中して太気拳の奥義が学べる
合宿に参加出来るかもしれませんよ。
毎日研鑽している格闘家・武術家は勿論の事、
まったくの初心者 大歓迎です ！！
太気拳で自分に自信をつけ、弱い自分とおさらばしましょう！
きっとあなた自身が磨かれ、自信に満ち溢れ
心から・・魂から・・・光り輝く存在となるでしょう！
また、女性は護身術や体幹バランス向上の為にもなります。
太気拳至誠塾・大阪には女性の塾生も何名もおり
安全・安心して高度な技・拳法が学べます。
基本鍛錬は身体能力を飛躍的に高め
日頃の生活も驚くほど楽になり
ケガや事故のない生活が出来る様になる事でしょう！！
一度・自分を見つめなおして、
太気拳至誠塾・大阪に入ってみてはどうでしょうか？
大阪城公園の自然の中での運動は
とても爽やかで気持ちの良いものですよ。
あなたの参加お待ちしてます。
DVD パーフェクト・ディフェンス
久しぶりの投稿です。
まずはご報告いたします。
太気拳至誠塾の塾生は御存知ですが、
我が師、高木康嗣先生 のDVD「パーフェクト・ディフェンス」が
(株)クエストから発売され 大好評であります。
内容は太気拳の身法と秘伝のオンパレードと言っても
過言ではありません。
あまりにも素晴らしい内容であるため
「月刊 空手道＆フルコンタクト」で
11月号より前編・中編・後編・・・と
3号にわたって特集が組まれるほどです。
今月の先生の御指導も、そのDVDの一部より
さらに一歩踏み込んだ奥義と言えましょう。
・・・が、しかし、写真を見てもその動きの一部は分かりますが
手や足の動きの経過が解からないと思います。
是非、DVD「パーフェクト・ディフェンス」を購入して
その奥義の数々を目に焼き付けて下さい。
そして直接の御指導のもと太気拳の奥義を、共に学びませんか？
他の武道との兼務・・・ダブルスクールでも構いません。
幅広い武術家が在籍しています。
中には元プロの競輪の選手やサーカスの演技者・プレーヤーまで
在籍しております（笑）
そして、武道未経験者の初心者も同様に、たくさんおります。
そんな初心者と武道家が同様に肩を並べ学べるのです。
みんな優しく素晴らしい方ばかりです。
だから初心者も安心して、メキメキと実力を身に付けていけます。
ましてや、高木康嗣塾長の御指導は基礎から奥義であり
誠にわかりやすく 懇切丁寧な御指導で、素晴らしいです。
是非とも、DVD「パーフェクト・ディフェンス」をご覧になって
太気拳の門を叩いてみて下さい。
・・・お気軽に・・・
このブログの左上に太気拳至誠塾の本部のホームページの
リンクがありますので、興味がある方・・入塾について
詳しくお知りになりたい方は、御覧になって見て下さい。
また、可愛い新しい仲間
先月に引き続き、また新しい仲間が訪れました。
それはもう、とても可愛らしい お仲間です。
生後４ヶ月、史上最年少！(笑)
きっと２０年後くらいに正式に入塾されるのかな？
それとも、王向斎先生の様に、幼少の頃より
親を見よう見まねで 太気拳を習得していくのでしょうか？
いずれにしろ末恐ろしい実力者になりそうです(笑)
その視線の鋭さは・・・！！
やはり、末恐ろしい・・・です。
新しい塾生と・・・
先月、我が至誠塾・大阪に二名の新しい塾生が増えました。
一人は東京の塾生で、大阪に転勤になった為、
至誠塾・大阪での練習に参加する事になりました。
もう一人は女性で、空手歴十年という強者です。
最近、女性の塾生が増えてきました。
それは高木 塾長の確かな拳技の素晴らしさはもちろんの事、
塾長の人柄と指導方針による事が大きいと思います。
「長年、他の武術をしてきたが、更に上を目指したい・・・
・・・歳をとっても続けられ、益々強くなれれば・・・」といった
太気拳至誠塾には武術経験豊富な強者が多く集まります。
女性や弱者が安心して学べ、確実に強くなる為の身法を
解りやすく身をもって懇切丁寧に指導します。
それは拳技や攻防の秘訣のオンパレードでもあります。
その為、女性や初心者は知らず知らずに高度な技を習得し
武術経験者は「げっ！こんな凄い事をいきなり教えてくれるの！」
と、目を白黒させたり、目が点にになっている人も多いです(笑)
至誠塾・大阪に新しい仲間を迎えて練習した内容は、
この秋、武術DVDの販売大手のクエストから発売される
高木塾長のDVD「Perfect Defense パーフェクト・ディフェンス」
にそった内容でした。
それは種も仕掛けも有る、太気拳マジックとも言えるものでした。
佐藤聖二先生の死を悼み想う決意
多くの拳法の先人の軌跡や拳技を追っていました。
それは佐藤聖二先生のブログでも書かれている通りです。
少しでも先人に近づこうと練習に励み
拳法の老師や先生方で参考になるものは素直に認め
創意工夫し技術向上に務めたそうです。
我が師、高木康嗣先生もまさにその様な方です。
常に澤井健一先生の背中を追い求め
常に進化しています。
今の自分に驕ることなく・・・
また「いや、私はまだまだ・・・」と謙る方です。
しかし、その動きと技術・・・拳技は、
我々からすると、全く手も届かず
まさに雲の上の存在と言えます。
実際の攻防の際も
相手(敵)の手は届かないけど、自分は必ず届く間合いで戦います。
もし、澤井健一先生が生きておられたら、
両先生方と同じ様に、
今だに王向斎先生の背中を追い続け
拳技を磨き続け、更に発展させていたことでしょう。
直接御指導をいただいていることでしょう。
いま佐藤聖二先生の死を悼む事により
我が師高木康嗣先生を振り返り
師を心より労い
素晴らしい師につけた武運に感謝し
更に拳技の修錬に励まなければ・・・
と想う、今日此の頃です。
故・佐藤聖二先生と高木康嗣先生
お亡くなりになりました。
ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
我が太気拳至誠塾・塾長である高木康嗣先生は
とても仲が良かったそうで、以前よく一緒に食事に行き
そして拳技について語り合った拳友・朋友であったようです。
高木先生の御指導の有る日曜の練習後には
いつも先生と塾生でカフェにて語り合うのですが
先月は佐藤聖二との思い出話を聞かせてくれました。
その瞳は遠くを見つめ、とても懐かしそうで
とても悲しそうでした。
その時の高木康嗣先生は
とても心穏やかで優しく語り
それはまさにハートが剥き出しになり
心の温もりが、直に触れるくらいの
オーラに包まれていました。
その場にいた塾生は皆
高木先生の素晴らしいお人柄に心打たれた
感動的な、日曜の昼下がりでした。
新入塾と復活者と東京の塾生と
1週間前からPCの調子が悪くなり、
カメラ目線のＳさん（笑）
パソコンとの格闘の日々が続きました。
定期的にバックアップをOSごと取ってあるのですが
それでも調子が戻らず、結局１から再インストール・・・
しかし、それでもダメ・・・
2日前にハードディスクの損傷であると判明！！
セキュリティソフトのノートンのユーティリティソフトに
ハードディスクの修復ツールがあるのを見つけ回復。
昨日と今日で 再インストールとリカバリー（回復）し
先程、無事 復活しました。
復活と言えば、今月の先生の御指導から
約6年ぶりに復活された塾生がおられました。
そして新しく仲間入りするかたも・・・
新入塾者も復活された方も、これから よろしく！
肩肘張らず、リラックスして 楽しんで行きましょう。
至誠塾の良い所は、アットホームなところ・・・
みんな、とっても あったかいんです。
・・・特別な す～いしゅ（推手）
あ～なたと はげ～むの（励むの）
あったかいんだから～ ・・・
・・・・・・・・・・・・・・ｂｙクマムシ（笑）
練習後には花見が行われましたが
この日は、東京の至誠塾の方々 ４名も
練習と花見を楽しみに 来阪されました。
とても和やかに楽しく練習が行われました。
至誠塾・大阪は、新しく仲間入りする塾生も
何年ぶりかの練習に参加する塾生も・・・
他の場所の塾生も、いつでもWelcomeです。
最近身体が鈍っちゃった・・・と思った塾生は
練習するぞ！！・・なんて気合を入れなくても良いので
遠慮せず遊びに来て下さい。
お花見トレーニングの模様は、後日アップしますね。
・・・・・・・つ づ く ・・・・・
猛獣と小動物
先月は両手・両足・身体を同時に使うシングルタスクではなく
右脳・左脳・前頭葉等、脳全体や・・・各神經をフル活用し
手・足・身体をバラバラに思いのままに動かし
相手を翻弄する、脳のマルチタスク的動作をしました。
それは前回記事に書いた通りです。
この時の練習で昇段者が有りました。
彼は相当数の年月をかけて奥入（おくいり・初段）に
昇段されました。
お酒で例えるなら、低温でじっくり発酵させた「吟醸酒」です。
決して無理をすることなくマイペースで地道に精進されました。
きっと「吟醸酒」の様に、果物の様な、深い味わいがある
コクとキレのある太気拳に成長されたと思います。
Nさん、おめでとうございます。
これで奥義への入り口に立ったのです。
これから更に、沸々と熟成させて
Nさんらしい深みのある太気拳を練って行って下さい。
焦る必要は無いのです。
じっくりと学び続け、熟成させ続けることです。
この日の練習では、マルチタスク以外にも
素晴らしい御享受が有りました。
塾生の一人から
「先生の還暦組手の映像を何度も拝見しましたが、
本当に素晴らしい！・・・
先生は、27人連続して戦ったにもかかわらず、リラックスしていて
スムーズに動き、相手を圧倒している・・・
探手や動きの一端だけでも御享受頂けたら・・・」と、
嘆願が有りました。
優しい高木先生は、リラックスしたスムーズな動きの基礎の
レクチャーして下さいました。
その一つに足の角度が重要であるとの話がありました。
まず組手の様に、構えて見せたのですが
この時点で塾生と先生では、大きく体勢が異なります。
塾生は安定しているものの、自然に前に出れる体勢ではありません
先生は、隙あらば前に出て攻撃も出来るし、後退も出来る。
つまり足の角度が重要であるとの事です。
これに対して塾生は
足の角度が（腰の角度？）がだいぶ違います。
塾生は、しいて言うなら小動物と同じです。
例えば
リスのこの足の角度が似ているかと思います。（笑）
対して先生は、
脱力し歩を進めた瞬間ですが
例えるなら、猛獣と同じです。
手といい足といい・・・
そう、高木先生の動作は、猛獣が力を開放して伸びる様にして
獲物に襲いかかる動作に似ているのです。
太気拳は膨張と収縮で例えて表現されますが、
膨張する為には、収縮の状態が無ければ
それ以上膨張する事が出来ません。
かと言って縮こまっているのは収縮ではありません。
収縮時リラックスしていて、脱力し無足になった時に、
俊敏に動作（膨張）出来る状態にある事が大切です。
高木先生が27人連続で休む事無く戦い続ける事が出来たのも
そこに秘密があるのです。
普通 組手を一人相手するだけでも息が上がり
相当のスタミナを消費します。
還暦を迎えた高木康嗣先生が27人連続で
一発ももらうことなく戦い続ける事が出来たのも
力まず常にリラックスし、
前進後進も瞬時に反応出来る状態にあるからこそ・・・なのです。
